2005年10月16日
なんでも博物学・宮崎編(8)ハンミョウ
斑猫とふたり、またあの山を越えて帰りませう。昨日のやうに。【竹久夢二『夢のふるさと』より】
甲虫目オサムシ亜目ハンミョウ科『斑猫(ハンミョウ)』。クワガタやカブトムシ等と同じく甲虫の一種。主に地べたに生息しており、近づくとすぐ飛んで逃げるのですが(その姿が人に道を教えているようにみえるので『道教え(ミチオシエ)』という別名があります)・・大変素早いので捕獲難易度は少々高め。プーンと飛ぶ姿はハエやアブみたいですが、その斑紋や佇まいは非常に美しく、海外でも評価の高い昆虫。英名を『Japanese Tiger Beetle』という。
僕が子供の頃、ハンミョウを玉虫色のカミキリ虫の一種だと思っていましたが・・実は、オサムシの一種で肉食という意外と獰猛な昆虫。(カミキリムシ類が主に樹木や花など植物近辺に生息しているのに対し、オサムシ類は主に地べたに生息。また、羽が退化して飛べないものも多い)ちなみに、オサムシは故 手塚治虫 先生のペンネームの由来になった昆虫。近い仲間にゴミムシやマイマイカブリ(←でんでん虫を喰う)ってのがいたり、敵に襲われると放屁する種(←毒ガス危険)・・とか、バリエーション豊富です。

