十人桃太郎:土手にて
2005 年 6 月 12 日 12:54

新作Flashアニメーション『十人桃太郎』製作快調です。

物語の骨格はかれこれ7〜8年前(だったか?もう少し前だったかも知れない…)に完成しておりましたが、諸事情あり自主的にお蔵入りさせていたものです。(マンガというか絵本というか・・そんな感じのネームまではその時点で完成済み)その物語の発端となったのは、当時、近くを流れていた小さな川、ボクが自然の風景の中で一番好きなのが川でして・・なんといっても川沿いを散歩すると心が安らぎます。綺麗な川、ドブのような川、大小様々な川と、それに掛かる橋・・その流れは高き場所から低き場所へ、やがて海に注ぐ。

そこにあるのは生の営み、その一部である人間にも善悪あり、またそれすらも、主観、客観、生まれた場所や思想の違いなど一方向からのみで語ることはできない。一元的に決めつけるべきではない・・あらゆる生命の前に、自分は無知蒙昧である、推し量ることなど出来ない・・しかし、それが解っていながらも自分の作品として人様に観て頂く以上、敢えて自らに制約を設け、答えを出さなければならない・・そこに自己矛盾やジレンマを感じ、考え込んでしまう落とし穴がないわけではないが・・やはり、作品こそが自分自身の現時点での答えであり、観て頂く方々への応えなのだ。故に、それが漫然としたものではなく、明確なる答えでなくてはならない・・少なくとも、この時点では・・それが、自らの襟を正し、前に進むための一つの答えなのかも知れない。


話変わりまして・・その川の写真は、十桃の物語を思い付く以前から撮り貯めていたのですが、当時、一番気に入っていた場所(十桃の物語を触発された場所)は、その数年後に老朽化した橋を取り壊し、現代的な大きな橋に変わり(我思うの九拾四「心に今も」がその当時の画像)・・最早、写真でしか、その当時の面影を知ることは出来ない。また、ボク自身も、その後、引っ越しをしたため、その場所に行くのはせいぜい年に1〜2回程度となった・・では、現在はどうなのか?っというと、実は、その川の上流数キロ先に引っ越しただけであり、川も益々近くなり、徒歩圏内・・春には土手沿いに桜が咲き誇り、菜の花が色を添える、場所が違えば、そこには、また違った良さもあり、そこから更に十桃の物語は改良を重ねられることになったわけでございます。(今回の画像は最近撮影した上流のもの。後方に見える鉄クズの山にも強く魅力を感じます)

と、いうわけで、近々『十人桃太郎』の予告編をお観せできると思います。頑張りますです。応援宜しく。

  • http://record-radio.net/MT/archives/2005/06/post_79.php

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