タイムマッスィーン(後編):空飛ぶ円盤の運転士
2005 年 1 月 11 日 20:18

前回の続きです。

ワタクシは、空撮写真を見るのに凝っているので、見てます。特に目を皿のようにして見入っているのが自分の故郷の空撮写真。そこには大好きな大淀川もボクが通ってた幼稚園も小学校(校舎の半分は木造)も中学校も友達の家も沢山写ってる。しかも、それらの写真は昭和中期〜後期のもの。今では無くなってしまった景色が写っている。

実は、前回話した、某公共施設は、既に取り壊されており、余所に移転してしまったんだけど・・それもこの写真では、まだ取り壊される以前の状態で写っている。公園のトイレも写っている。写真に写っている建物の影の長さから推理すると、撮影時刻は午後14時〜16時、また、小学校の校庭のど真ん中にあった大楠(梟が住み着いていた)がすっかり葉を落としていることから、季節は冬ということが解る。(大楠があった小学校はボクの通った小学校ではないが、よく越境して遊びに行ってた)


んで、当然、ボクの家も写っている。敷地内にあるお菓子の製造工場も写ってる。・・あぁ・・この工場の屋根の下では、お菓子製造マシーンがガッチャン、ガッチャン、ウィーン、ウィーンとお菓子を作ってるのだな。お菓子運搬トラックが敷地内にないってことは、親父殿は配達に行ってるのだな。こっちの屋根の下では一仕事終えた母親が夕食の献立でも考えているころだろうか?妹のひろんはピアノのお稽古の時間であろうか?こっちの小学校の屋根の下では、チビしげっトが、今日もまた先生に叱られていることだろう・・。

それでも、家族4人、みんな元気でなによりだ。安心したよ。・・などと、ふと思う。あぁ・・これは、タイムマシンに乗って、この時代を覗きにきた気分だな・・などと思う。その写真の中に入り込んだ気分になる・・。どんどんのめり込む。今では、家業を継ぐべき当の本人・・つまり、ワタクシが家業を継がずこういったことをしているので、お菓子屋さんは廃業・・当然、製造工場から機械の動く音はしない。親父殿も母親も死んじまっていない。妹のひろんは、こっちの建物の会社に勤める勤勉で家族思いの旦那と2児の母親として、この場所に暮らしている。この写真を空撮した瞬間、誰か現在のことを想像できただろうか。ボクは元気でやってます。どうか心配しないで下さい。苦しいながらも楽しい毎日です、・・といった気持ちなる。ちなみに、空撮された年代は『キミとボク scene tanabata』と同じだだ・・。(scene tanabataは、英語版とextended editionに収録予定)

ひろんよ、お前さんが子供のころに何度も見た空飛ぶ円盤は、実はタイムマシンで、運転士は兄ちゃんだ。

  • http://record-radio.net/MT/archives/2005/01/post_27.php

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